丹沢大山の豊かな食文化−大山とうふ編−

2021.05.19
    丹沢大山の豊かな食文化−大山とうふ編−
    豊かな自然に恵まれた丹沢大山の名産品といえば、何が思い浮かびますか?

    蕎麦やきゃらぶき、落花生にお茶、日本酒などいろいろな名産品がありますが、

    ”大山とうふ”を一番初めに思いついた、という方も多いのではないでしょうか?

    今回は、大山とうふを味わいに、大山へ出かけてみることにしました。

    大山とうふを求めて大山へ

    大山とうふを求めて大山へ
    横浜から東名道を厚木方面へ車を走らせ、約1時間。
    大山へと続く県道に入ると、新緑の山々が迎えてくれました。
    大山の参道入口は平日の午前だからなのか人通りもほとんどなく、自然とそこにある木々や花々の息遣いを感じます。

    大山とうふを求めて大山へ

    大山とうふを求めて大山へ
    横浜から東名道を厚木方面へ車を走らせ、約1時間。
    大山へと続く県道に入ると、新緑の山々が迎えてくれました。
    大山の参道入口は平日の午前だからなのか人通りもほとんどなく、自然とそこにある木々や花々の息遣いを感じます。

    「大山とうふ」

    「大山とうふ」
    参道を進むと早速「大山とうふ」の看板が。
    大山とうふ製造販売の「湧水工房」さん。

    「大山とうふ」

    「大山とうふ」
    参道を進むと早速「大山とうふ」の看板が。
    大山とうふ製造販売の「湧水工房」さん。
    添加物を使用せず、国内産の厳選した大豆と天然のにがりを使用した豆腐を作られています。
    大山の水を惜しみなく使用した豆腐は売店奥の工房でひとつずつ丁寧に作られていて、
    素材の旨味を活かした濃厚で繊細な味わいが魅力です。
    また、ポピュラーな絹だけでなく、秦野産の煎茶やほうじ茶などを使用した
    新しい変わり豆腐の開発にも力を入れているのもリピーターに人気の一つと言えます。
    添加物を使用せず、国内産の厳選した大豆と天然のにがりを使用した豆腐を作られています。
    大山の水を惜しみなく使用した豆腐は売店奥の工房でひとつずつ丁寧に作られていて、
    素材の旨味を活かした濃厚で繊細な味わいが魅力です。
    また、ポピュラーな絹だけでなく、秦野産の煎茶やほうじ茶などを使用した
    新しい変わり豆腐の開発にも力を入れているのもリピーターに人気の一つと言えます。

    湧水工房

    湧水工房
    当日は突然のお邪魔したにも関わらず、代表の相原さんと広報ご担当の清水さんにお話を伺うことができました。
    実は私は半年ほど前に、湧水工房さんの大山とうふをお土産に購入したことがあります。
    大山とうふは、驚くほどきめが細かく滑らかで、口に入れた瞬間にホロリと溶けてしまいました。
    「大山とうふ」は何か特別な材料を使っているのか、大山とうふの条件はどのようなものか、という素朴な疑問をぶつけてみました。
    「大山で作る豆腐のことを大山とうふと呼んでいます。原材料は一般的な豆腐と変わりなく、国内産の大豆と天然のにがり、大山の水で作っています。」
    現在、豆腐の製造販売をする店舗は大山に2軒のみ。
    厳選された原材料と大山からの水、それに作り手の変わらぬ技術があの美味しい豆腐を生んでいるんですね。

    湧水工房

    湧水工房
    当日は突然のお邪魔したにも関わらず、代表の相原さんと広報ご担当の清水さんにお話を伺うことができました。
    実は私は半年ほど前に、湧水工房さんの大山とうふをお土産に購入したことがあります。
    大山とうふは、驚くほどきめが細かく滑らかで、口に入れた瞬間にホロリと溶けてしまいました。
    「大山とうふ」は何か特別な材料を使っているのか、大山とうふの条件はどのようなものか、という素朴な疑問をぶつけてみました。
    「大山で作る豆腐のことを大山とうふと呼んでいます。原材料は一般的な豆腐と変わりなく、国内産の大豆と天然のにがり、大山の水で作っています。」
    現在、豆腐の製造販売をする店舗は大山に2軒のみ。
    厳選された原材料と大山からの水、それに作り手の変わらぬ技術があの美味しい豆腐を生んでいるんですね。
    大山からのめぐみの水と、大豆とにがりの厳選素材を
    丁寧な温度管理や分量の調整などひと手間もふた手間もかけていることを教えていただき、お豆腐に真摯に
    向き合う姿に感動いたしました。
    地元の食材を取り入れるなど新しい取り組みを続けている湧水工房さんの活動に、今後もぜひご注目ください。
    大山からのめぐみの水と、大豆とにがりの厳選素材を
    丁寧な温度管理や分量の調整などひと手間もふた手間もかけていることを教えていただき、お豆腐に真摯に
    向き合う姿に感動いたしました。
    地元の食材を取り入れるなど新しい取り組みを続けている湧水工房さんの活動に、今後もぜひご注目ください。

    東学坊

    東学坊
    時刻はそろそろ12時。
    湧水工房さんのお向かいの東学坊さんで
    豆腐会席のランチをいただくことにしました。
    東学坊さんは、大山の豊かな自然に囲まれた
    創業400年の歴史ある旅館です。
    自家製大山とうふを使用した豆腐会席をはじめ、
    写経体験やお祓いなどの魅力的なプランで
    大山に訪れた旅人をおもてなししています。

    東学坊

    東学坊
    時刻はそろそろ12時。
    湧水工房さんのお向かいの東学坊さんで
    豆腐会席のランチをいただくことにしました。
    東学坊さんは、大山の豊かな自然に囲まれた
    創業400年の歴史ある旅館です。
    自家製大山とうふを使用した豆腐会席をはじめ、
    写経体験やお祓いなどの魅力的なプランで
    大山に訪れた旅人をおもてなししています。
    お宿自慢の豆腐会席の中から、
    私は小町膳をいただくことにしました。
    彩り豊かな八寸は、豆腐の味噌漬けや豆乳スープ、
    丹沢蕎麦のゼリー寄せなど彩豊かな小鉢が並びます。
    お宿自慢の豆腐会席の中から、
    私は小町膳をいただくことにしました。
    彩り豊かな八寸は、豆腐の味噌漬けや豆乳スープ、
    丹沢蕎麦のゼリー寄せなど彩豊かな小鉢が並びます。
    そして、この湯豆腐が信じられないほど柔らかくて、
    箸を入れた瞬間にふわふわ、
    口に入れた瞬間にとろ〜っと溶けていきます。
    小鍋のお出汁も旨味が凝縮されていて、
    最後まですくって美味しくいただきました。
    そして、この湯豆腐が信じられないほど柔らかくて、
    箸を入れた瞬間にふわふわ、
    口に入れた瞬間にとろ〜っと溶けていきます。
    小鍋のお出汁も旨味が凝縮されていて、
    最後まですくって美味しくいただきました。

    新緑眩しい露天風呂

    新緑眩しい露天風呂
    大山とうふの美味しさをかみしめていると、
    「お食事利用の方はお風呂に無料で入れますからぜひどうぞ」と親切な仲居さんが教えてくださりました。
    せっかくならばと、新緑眩しい露天風呂をゆっくりと堪能させていただきました。
    豆腐会席と入浴で心と体にやさしい休日となりました。(露天と内湯は時間で男女入替制となります)

    新緑眩しい露天風呂

    新緑眩しい露天風呂
    大山とうふの美味しさをかみしめていると、
    「お食事利用の方はお風呂に無料で入れますからぜひどうぞ」と親切な仲居さんが教えてくださりました。
    せっかくならばと、新緑眩しい露天風呂をゆっくりと堪能させていただきました。
    豆腐会席と入浴で心と体にやさしい休日となりました。(露天と内湯は時間で男女入替制となります)
    大山とうふの魅力をお伝えしてきましたが、
    いかがでしたでしょうか。
    大山では、阿夫利神社や丹沢ハイキングなど
    いろいろな楽しみ方がありますが、
    ”大山とうふを食べにいく”という目的で
    旅をすることをぜひおすすめします。
    大山とうふの魅力をお伝えしてきましたが、
    いかがでしたでしょうか。
    大山では、阿夫利神社や丹沢ハイキングなど
    いろいろな楽しみ方がありますが、
    ”大山とうふを食べにいく”という目的で
    旅をすることをぜひおすすめします。

    周辺マップ

    おわりに

    一度食べたら忘れられない”大山とうふ”の魅力をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 丹沢大山エリアには、魅力的な食文化がまだまだあります。 以下のプランにて、丹沢大山の豊かな食文化を伝える宿泊プランをご紹介しています。是非ご覧くださいませ。
    一度食べたら忘れられない”大山とうふ”の魅力をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 丹沢大山エリアには、魅力的な食文化がまだまだあります。 以下のプランにて、丹沢大山の豊かな食文化を伝える宿泊プランをご紹介しています。是非ご覧くださいませ。

    aicom

    ライター:aicom

    旅行会社にて企画を10年担当。訪れた温泉地は約150箇所、乳白色や緑色の硫黄泉に目が無い。豊かな自然・文化が残る大山丹沢エリアの魅力を一人でも多くの人に伝えるべく里山文化圏プロジェクトメンバーとして活動中。