生野銀山

2022.04.19
    生野銀山は、兵庫県朝来市に開かれていた戦国時代から近代にかけての日本有数の銀山です。明治新政府が日本の鉱業の近代化を確立するために最初に官営鉱山とした模範鉱山です。生野銀山は大同2(807)年に開坑したと伝えられています。織田、豊臣、徳川の幕府直轄鉱山として栄え、明治元(1868)年には政府直轄となり、その後は皇室財産にもなった大鉱山です。
    昭和48(1973)年に閉山しましたが、実際に掘られていた坑内に入り、当時のままの岩肌や、電機仕掛けの人形により再現された作業風景を見ることができます。また、生野銀山、石見銀山の、江戸時代の原寸大坑道模型(狸掘り)も展示されており、実際にその坑道模型を潜る体験もできます。

    スポット情報

    名称 生野銀山
    住所 兵庫県朝来市生野町小野33-5