宝蓮寺 大日堂

2021.07.27
    大日堂の管理をしていた薬音寺の名を改めたものです。薬音寺が開かれたのは、鎌倉時代後期といわれます。 1669年(寛文9年)に領主の揖斐(いび)氏が、 同族の宝蓮信女の菩提を願い、薬音寺を再興して宝蓮寺と改称しました。
    宝蓮寺には境内絵図があります。この絵図は、1790年(寛政2年)に描かれたもので、当時の宝蓮寺全景を知ることができます。

    大日堂は、奈良県の東大寺大仏造営に尽力した行基(ぎょうき)によって、742年(天平14年)に、開かれたと伝えられています。
    本堂には、平安時代後期の作でヒノキの一本造り、像高175cmの座像、「大日如来像」があり、県の重要文化財に指定されています。
    この像の両脇には、四体の如来像もあるため、併せて「五智如来(ごちにょらい)」という別称でも呼ばれています。

    スポット情報

    名称 宝蓮寺 大日堂
    アクセス 【お車】
    東名高速道路「秦野中井IC」から約17分

    【公共交通機関】
    小田急線秦野駅より『バス』【秦20】「蓑毛行き」で約25分、「蓑毛」下車、徒歩約1分
    住所 神奈川県秦野市蓑毛674
    URL 公式ホームページはこちら