金太郎伝説に天狗伝説も!?ディープな町、南足柄市に迫る旅~天狗伝説編~
2021.02.22
南足柄市に残る天狗伝説。ディープな町で感じる、歴史と文化を巡る半日旅。
神奈川県西部、静岡県との県境に位置する南足柄市をご存じですか?
南足柄市には金時山という山があり金太郎のふるさとと呼ばれていたり、市を代表する最乗寺には天狗伝説があったりと、
歴史的にも文化的にもディープな町となっております。
そんな南足柄市の2大伝説の内、今回は最乗寺に向かい天狗伝説に迫る旅をお届けします。
先祖代々初詣の場所として最乗寺に参拝する家系に育った筆者が、天狗伝説を巡るモデルコースをご紹介します。
南足柄市には金時山という山があり金太郎のふるさとと呼ばれていたり、市を代表する最乗寺には天狗伝説があったりと、
歴史的にも文化的にもディープな町となっております。
そんな南足柄市の2大伝説の内、今回は最乗寺に向かい天狗伝説に迫る旅をお届けします。
先祖代々初詣の場所として最乗寺に参拝する家系に育った筆者が、天狗伝説を巡るモデルコースをご紹介します。
南足柄市 大雄山最乗寺
南足柄市にある大雄山最乗寺、開創以来600年以上の歴史を持つ関東の霊場として知られています。
そんな最乗寺になぜ「天狗伝説」があるのか?
それは開山の歴史に由来しています。
現在の神奈川県伊勢原市で生まれた了庵慧明禅師(りょうあん えみょう ぜんじ)というお坊さんが、最乗寺を開山する際、弟子である道了尊者(どうりょう そんじゃ)が天狗の姿となり、現在の滋賀県から南足柄市まで1日で飛んできて、神通力をつかって建設を手伝ったそうです。その後道了尊者はお寺を永久に護るために天狗の姿に化身して舞い上がったとされ、最乗寺の守護神として祀られるようになりました。
これが最乗寺「天狗伝説」の由来となっています。
最乗寺を歩くと、至るところでその「天狗伝説」を実感することができます。
そんな最乗寺になぜ「天狗伝説」があるのか?
それは開山の歴史に由来しています。
現在の神奈川県伊勢原市で生まれた了庵慧明禅師(りょうあん えみょう ぜんじ)というお坊さんが、最乗寺を開山する際、弟子である道了尊者(どうりょう そんじゃ)が天狗の姿となり、現在の滋賀県から南足柄市まで1日で飛んできて、神通力をつかって建設を手伝ったそうです。その後道了尊者はお寺を永久に護るために天狗の姿に化身して舞い上がったとされ、最乗寺の守護神として祀られるようになりました。
これが最乗寺「天狗伝説」の由来となっています。
最乗寺を歩くと、至るところでその「天狗伝説」を実感することができます。
南足柄市 大雄山最乗寺
南足柄市にある大雄山最乗寺、開創以来600年以上の歴史を持つ関東の霊場として知られています。
そんな最乗寺になぜ「天狗伝説」があるのか?
それは開山の歴史に由来しています。
現在の神奈川県伊勢原市で生まれた了庵慧明禅師(りょうあん えみょう ぜんじ)というお坊さんが、最乗寺を開山する際、弟子である道了尊者(どうりょう そんじゃ)が天狗の姿となり、現在の滋賀県から南足柄市まで1日で飛んできて、神通力をつかって建設を手伝ったそうです。その後道了尊者はお寺を永久に護るために天狗の姿に化身して舞い上がったとされ、最乗寺の守護神として祀られるようになりました。
これが最乗寺「天狗伝説」の由来となっています。
最乗寺を歩くと、至るところでその「天狗伝説」を実感することができます。
そんな最乗寺になぜ「天狗伝説」があるのか?
それは開山の歴史に由来しています。
現在の神奈川県伊勢原市で生まれた了庵慧明禅師(りょうあん えみょう ぜんじ)というお坊さんが、最乗寺を開山する際、弟子である道了尊者(どうりょう そんじゃ)が天狗の姿となり、現在の滋賀県から南足柄市まで1日で飛んできて、神通力をつかって建設を手伝ったそうです。その後道了尊者はお寺を永久に護るために天狗の姿に化身して舞い上がったとされ、最乗寺の守護神として祀られるようになりました。
これが最乗寺「天狗伝説」の由来となっています。
最乗寺を歩くと、至るところでその「天狗伝説」を実感することができます。
最乗寺へは小田原から延びる伊豆箱根鉄道大雄山線の終点駅、大雄山駅からバスでアクセスすることができます。もちろん車でのアクセスも可能で、本堂近くの駐車場も250台駐車可能と十分なスペースがございます。
※出典:大雄山最乗寺ホームページ
https://daiyuuzan.or.jp/plan/doutou/
(2021年3月26日現在)
※出典:大雄山最乗寺ホームページ
https://daiyuuzan.or.jp/plan/doutou/
(2021年3月26日現在)
最乗寺へは小田原から延びる伊豆箱根鉄道大雄山線の終点駅、大雄山駅からバスでアクセスすることができます。もちろん車でのアクセスも可能で、本堂近くの駐車場も250台駐車可能と十分なスペースがございます。
※出典:大雄山最乗寺ホームページ
https://daiyuuzan.or.jp/plan/doutou/
(2021年3月26日現在)
※出典:大雄山最乗寺ホームページ
https://daiyuuzan.or.jp/plan/doutou/
(2021年3月26日現在)
●本堂
駐車場から瑠璃門を抜けると、そこには早速「本堂」が。
昭和の総檜造りの名建築です。
昭和の総檜造りの名建築です。
●本堂
駐車場から瑠璃門を抜けると、そこには早速「本堂」が。
昭和の総檜造りの名建築です。
昭和の総檜造りの名建築です。
天狗伝説を巡る旅、了庵慧明禅師様、道了尊者様へご挨拶を。
天狗伝説を巡る旅、了庵慧明禅師様、道了尊者様へご挨拶を。
●結界門
本堂を抜けると、その先には「結界門」が。
結界門の両脇にて二体の天狗像を見ることができます。
結界門の両脇にて二体の天狗像を見ることができます。
●結界門
本堂を抜けると、その先には「結界門」が。
結界門の両脇にて二体の天狗像を見ることができます。
結界門の両脇にて二体の天狗像を見ることができます。
こちらの山伏姿の鼻高天狗像は「大天狗」と呼ばれ、強力な神通力を持つとされています。
こちらの山伏姿の鼻高天狗像は「大天狗」と呼ばれ、強力な神通力を持つとされています。
こちらは小天狗、別名で「烏天狗」とも言われています。顔に烏のような嘴を持つのが特徴的。
こちらは小天狗、別名で「烏天狗」とも言われています。顔に烏のような嘴を持つのが特徴的。
●高下駄
結界門を抜け、御神殿の先には一際目を引く大きな「高下駄」が。
天狗の下駄という意味合いでは世界一と言われています。
天狗の下駄は一本歯の高下駄が使われますが、二本歯の下駄の場合だと石や木の根っこが歯の間に挟まってしまうため、一本歯が使われているそう。
また、下駄は左右一対で役割を担うため、夫婦円満の象徴と信仰されています。
天狗の下駄という意味合いでは世界一と言われています。
天狗の下駄は一本歯の高下駄が使われますが、二本歯の下駄の場合だと石や木の根っこが歯の間に挟まってしまうため、一本歯が使われているそう。
また、下駄は左右一対で役割を担うため、夫婦円満の象徴と信仰されています。
●高下駄
結界門を抜け、御神殿の先には一際目を引く大きな「高下駄」が。
天狗の下駄という意味合いでは世界一と言われています。
天狗の下駄は一本歯の高下駄が使われますが、二本歯の下駄の場合だと石や木の根っこが歯の間に挟まってしまうため、一本歯が使われているそう。
また、下駄は左右一対で役割を担うため、夫婦円満の象徴と信仰されています。
天狗の下駄という意味合いでは世界一と言われています。
天狗の下駄は一本歯の高下駄が使われますが、二本歯の下駄の場合だと石や木の根っこが歯の間に挟まってしまうため、一本歯が使われているそう。
また、下駄は左右一対で役割を担うため、夫婦円満の象徴と信仰されています。
●道了尊 天狗化身像
高下駄の隣には「道了尊 天狗化身像」を見ることができます。
この像は道了尊者様が天狗となり舞い上がった際の姿をかたどっていると言われています。
この像は道了尊者様が天狗となり舞い上がった際の姿をかたどっていると言われています。
●道了尊 天狗化身像
高下駄の隣には「道了尊 天狗化身像」を見ることができます。
この像は道了尊者様が天狗となり舞い上がった際の姿をかたどっていると言われています。
この像は道了尊者様が天狗となり舞い上がった際の姿をかたどっていると言われています。
●大階段
「道了尊 天狗化身像」の先には、思わず尻込みしてしまいそうになるほどの大階段が目に飛び込みます。
両脇に大天狗と小天狗、鬱蒼と茂る老杉に囲まれた360段もの階段の先にあるものは。。。
両脇に大天狗と小天狗、鬱蒼と茂る老杉に囲まれた360段もの階段の先にあるものは。。。
●大階段
「道了尊 天狗化身像」の先には、思わず尻込みしてしまいそうになるほどの大階段が目に飛び込みます。
両脇に大天狗と小天狗、鬱蒼と茂る老杉に囲まれた360段もの階段の先にあるものは。。。
両脇に大天狗と小天狗、鬱蒼と茂る老杉に囲まれた360段もの階段の先にあるものは。。。
●奥の院
大雄山の最も高い場所に位置する「奥の院」。天狗を巡る旅の終着点です。
奥の院の横ではおみくじを楽しむことや、お守りや絵馬を購入することもできます。
360段もの階段を登った脚を労うためのベンチも用意されています。
お帰り前に、ちょっと一息つき、天狗を巡る旅を振り返ってみてはいかがでしょうか。
奥の院の横ではおみくじを楽しむことや、お守りや絵馬を購入することもできます。
360段もの階段を登った脚を労うためのベンチも用意されています。
お帰り前に、ちょっと一息つき、天狗を巡る旅を振り返ってみてはいかがでしょうか。
●奥の院
大雄山の最も高い場所に位置する「奥の院」。天狗を巡る旅の終着点です。
奥の院の横ではおみくじを楽しむことや、お守りや絵馬を購入することもできます。
360段もの階段を登った脚を労うためのベンチも用意されています。
お帰り前に、ちょっと一息つき、天狗を巡る旅を振り返ってみてはいかがでしょうか。
奥の院の横ではおみくじを楽しむことや、お守りや絵馬を購入することもできます。
360段もの階段を登った脚を労うためのベンチも用意されています。
お帰り前に、ちょっと一息つき、天狗を巡る旅を振り返ってみてはいかがでしょうか。
大雄山最乗寺はおおよそ2時間前後のお時間で巡ることができます。
朝一で向かった際、帰るころにはちょうどお腹が空く時間に。
そこでお勧めしたいのが最乗寺からはお車で約10分の。。。
朝一で向かった際、帰るころにはちょうどお腹が空く時間に。
そこでお勧めしたいのが最乗寺からはお車で約10分の。。。
大雄山最乗寺はおおよそ2時間前後のお時間で巡ることができます。
朝一で向かった際、帰るころにはちょうどお腹が空く時間に。
そこでお勧めしたいのが最乗寺からはお車で約10分の。。。
朝一で向かった際、帰るころにはちょうどお腹が空く時間に。
そこでお勧めしたいのが最乗寺からはお車で約10分の。。。
●道の駅足柄 金太郎のふるさと
「道の駅足柄 金太郎のふるさと」です。
古くは奈良時代、足柄峠は東と西のヒト、モノ、文化を結ぶ重要な拠点として栄えていました。過去から現在、そして未来へと、歴史や文化、農産物を繋ぐ場所として2020年6月に開業されました。
道の駅では、足柄の食材を用いたお食事はもちろん、足柄の名産品を購入することができます。
古くは奈良時代、足柄峠は東と西のヒト、モノ、文化を結ぶ重要な拠点として栄えていました。過去から現在、そして未来へと、歴史や文化、農産物を繋ぐ場所として2020年6月に開業されました。
道の駅では、足柄の食材を用いたお食事はもちろん、足柄の名産品を購入することができます。
●道の駅足柄 金太郎のふるさと
「道の駅足柄 金太郎のふるさと」です。
古くは奈良時代、足柄峠は東と西のヒト、モノ、文化を結ぶ重要な拠点として栄えていました。過去から現在、そして未来へと、歴史や文化、農産物を繋ぐ場所として2020年6月に開業されました。
道の駅では、足柄の食材を用いたお食事はもちろん、足柄の名産品を購入することができます。
古くは奈良時代、足柄峠は東と西のヒト、モノ、文化を結ぶ重要な拠点として栄えていました。過去から現在、そして未来へと、歴史や文化、農産物を繋ぐ場所として2020年6月に開業されました。
道の駅では、足柄の食材を用いたお食事はもちろん、足柄の名産品を購入することができます。
道の駅の施設は「飲食施設エリア」と「物販施設エリア」の2つのエリアに区分されます。
正面の左手側の飲食施設エリアには「ふるさとゴハン食堂」があり、地場の食材を使った、ココでしか食べられない美味しいモノをお楽しみいただけます。
正面の左手側の飲食施設エリアには「ふるさとゴハン食堂」があり、地場の食材を使った、ココでしか食べられない美味しいモノをお楽しみいただけます。
道の駅の施設は「飲食施設エリア」と「物販施設エリア」の2つのエリアに区分されます。
正面の左手側の飲食施設エリアには「ふるさとゴハン食堂」があり、地場の食材を使った、ココでしか食べられない美味しいモノをお楽しみいただけます。
正面の左手側の飲食施設エリアには「ふるさとゴハン食堂」があり、地場の食材を使った、ココでしか食べられない美味しいモノをお楽しみいただけます。
神奈川県南足柄産の「相州牛」を使ったとろけるローストビーフ丼や、足柄茶を用いたほんのり香りの良い「茶そば」など絶品料理が沢山。
「やまゆりポーク」や「かながわ鶏」等、地場の美味しい食材を使ったメニューが豊富にあるので、何度でも足を運びたくなります。
スイーツのきんたろう牛乳ソフトクリームも人気あり。
「やまゆりポーク」や「かながわ鶏」等、地場の美味しい食材を使ったメニューが豊富にあるので、何度でも足を運びたくなります。
スイーツのきんたろう牛乳ソフトクリームも人気あり。
神奈川県南足柄産の「相州牛」を使ったとろけるローストビーフ丼や、足柄茶を用いたほんのり香りの良い「茶そば」など絶品料理が沢山。
「やまゆりポーク」や「かながわ鶏」等、地場の美味しい食材を使ったメニューが豊富にあるので、何度でも足を運びたくなります。
スイーツのきんたろう牛乳ソフトクリームも人気あり。
「やまゆりポーク」や「かながわ鶏」等、地場の美味しい食材を使ったメニューが豊富にあるので、何度でも足を運びたくなります。
スイーツのきんたろう牛乳ソフトクリームも人気あり。
●農産物直売所
正面右手側は地元生産者様の農産物が購入できる「農産物直売所」があります。
採れたて野菜の直売や、彩り華やかなフルーツ売り場、足柄牛や足柄茶をつかったオリジナル商品の購入と、足柄の魅力が詰まった直売所をご堪能ください。
採れたて野菜の直売や、彩り華やかなフルーツ売り場、足柄牛や足柄茶をつかったオリジナル商品の購入と、足柄の魅力が詰まった直売所をご堪能ください。
●農産物直売所
正面右手側は地元生産者様の農産物が購入できる「農産物直売所」があります。
採れたて野菜の直売や、彩り華やかなフルーツ売り場、足柄牛や足柄茶をつかったオリジナル商品の購入と、足柄の魅力が詰まった直売所をご堪能ください。
採れたて野菜の直売や、彩り華やかなフルーツ売り場、足柄牛や足柄茶をつかったオリジナル商品の購入と、足柄の魅力が詰まった直売所をご堪能ください。
おわりに
大雄山最乗寺にて「天狗伝説」を巡る旅から、地場の農産物をお楽しみいただける「道の駅足柄 金太郎のふるさと」まで。
南足柄市で約半日お楽しみいただけるコースをご紹介いたしました。
「道の駅足柄 金太郎のふるさと」から車で約20分移動いただくと、金太郎伝説発祥の地、地蔵堂エリアもございます。
金太郎伝説を巡るモデルコースもご用意しておりますので、是非チェックしてみてください。
南足柄市で約半日お楽しみいただけるコースをご紹介いたしました。
「道の駅足柄 金太郎のふるさと」から車で約20分移動いただくと、金太郎伝説発祥の地、地蔵堂エリアもございます。
金太郎伝説を巡るモデルコースもご用意しておりますので、是非チェックしてみてください。
大雄山最乗寺にて「天狗伝説」を巡る旅から、地場の農産物をお楽しみいただける「道の駅足柄 金太郎のふるさと」まで。
南足柄市で約半日お楽しみいただけるコースをご紹介いたしました。
「道の駅足柄 金太郎のふるさと」から車で約20分移動いただくと、金太郎伝説発祥の地、地蔵堂エリアもございます。
金太郎伝説を巡るモデルコースもご用意しておりますので、是非チェックしてみてください。
南足柄市で約半日お楽しみいただけるコースをご紹介いたしました。
「道の駅足柄 金太郎のふるさと」から車で約20分移動いただくと、金太郎伝説発祥の地、地蔵堂エリアもございます。
金太郎伝説を巡るモデルコースもご用意しておりますので、是非チェックしてみてください。
コース関連スポット情報
ライター:石川 奨
神奈川県唯一の村、清川村生まれ。地域に眠る価値を再定義し、発信をすることに興味があり、丹沢・大山 里山トラベルに参画。
地元の清川村を始め、丹沢周辺の魅力を発信すべく、鋭意活動中。