本福寺 水御堂

2022.12.21
    本福寺(ほんぷくじ)は、兵庫県淡路市にある真言密教の寺院で真言宗御室派の別格本山。
    平安時代後期に創建された寺院で、本尊の薬師如来像は、淡路市(旧東浦町)の重要文化財に指定されています。
    本寺院でユニークなのは、「水御堂」(みずみどう)とよばれる本堂であり、1991年竣工の安藤忠雄設計による鉄筋コンクリート造の寺院建築です。仏教の原点となる蓮の中となる地下に本堂があります。権力の象徴である大屋根がなく替わりにハスの花が咲く水盤があり、その中へ入る構造になっています。
    朱色の壁に囲まれて乱反射して御本尊の薬師如来像が朱赤に染められます。極楽浄土が出現するという演出です。厳かで神々しい神聖な空間となります。西方浄土に向かって参拝するありがたいお寺です。

    スポット情報

    名称 本福寺 水御堂
    アクセス 【車】
    神戸淡路鳴門自動車道 北淡インターチェンジから車で約7分
    住所 兵庫県淡路市浦1310